地震で倒壊したビルの廃墟で、中国人民解放軍第14師団地震災害救援隊の隊員約30人が、携帯型生命探知機などを携え、生存者の捜索活動にあたった。(28日、カトマンズ市内) |
ネパール政府の担当者は28日、「大地震による犠牲者は、現時点で5千人を超えることが確認された。また負傷者は1万人を上回った。地震の影響で、一部の場所に通じる道路が遮断され、『陸の孤島』と化したそれらの地域では、死傷者の実態が把握できていない」と話した。スシル・コイララ首相は、「犠牲者の数は、1万人に達する恐れもある」と語った。新華社が伝えた。
コイララ首相は、「28日から3日間、犠牲者に追悼の意を捧げるため、全国で喪に服する」と発表した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年4月29日