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中日友好の民間の基礎を固める

人民網日本語版 2015年05月25日13:25

 「中日友好の基礎は民間にあり、中日関係の前途は両国民の手中に握られている」。中国の習近平国家主席は23日夜、中日友好交流大会での重要談話で、中日関係の改善・発展における根本的な重点を明らかにし、中日友好に尽力するとの中国政府の明確なメッセージを両国各界と国際社会に伝え、両国関係の発展に対する中国の責任ある姿勢をはっきりと示した。新華網が伝えた。

 中日は一衣帯水の隣国であり、悠久の友好交流の歴史を持つ。2千年余りの交流史において、とりわけ両国関係が困難や生涯に直面した際には、常に民間交流が中日友好の重要な推進力となってきた。今回、政治、経済、観光、文芸など日本各界から訪中した3000人余りの「民間大使」は親切なもてなしを受けた。これは現在の情勢下で、両国、特に民間が中日友好事業を大切にし、守ることを共に望んでいることを反映している。

 中日間にはいくつかの問題において摩擦と溝があるが、両国の根本的利益は平和、友好、協力にあり、これは人心の向かうところであり、大きな趨勢でもある。両国各界、特に両国政府は国民の期待に添い、的確な行動と効果的な措置を講じて、中日友好の民間の基礎を打ち固めるべきだ。

 中日友好の民間の基礎を打ち固めるには、両国の民間交流の良き伝統を発揚すべきだ。隋・唐代以来、両国は活発に交流し、阿倍仲麻呂と李白や王維との友情、鑑真、隠元の日本渡航は、後世まで伝わる中日友好の美談となった。近代には志ある中国の青年が祖国に報いるため日本に留学し、先進の科学技術知識を持ち帰った。1980年代には日本の青年3000人が招待を受けて訪中し、両国民間に広範な影響を及ぼした。たとえ困難な時期にあっても、両国民の交流は途絶えず、両国関係にとって連綿と続く強靱な紐帯となった。

 中日友好の民間の基礎を打ち固めることは、両国の民間交流を維持するうえでプラスであるはずだ。中日は世界第2、第3のエコノミーであり、互いに主要な経済・貿易・投資パートナーでもあり、経済的相互依存度が高く、双方の企業は協力の深化と革新に期待を寄せている。相手国の観光、留学、交流などへの両国民の関心も高く、昨年の両国間の人的往来は延べ556万6000人で、前年比18.2%増加した。近年、中日関係は順調でないが、民間の積極的な交流が両国関係改善にプラスの条件をもたらし、中日の平和・友好という主旋律を奏でている。


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AUS  KEIKO   2015-05-2658.106.29.*
今,習主席の演説全文を読ませて頂きました。これは民間人が思っていても 日本では大きく報道されない事です。私は昨日中国人の友人に連れられてランチにいきました。そこには中国人の初めて会う友人が6人いて私たちは楽しい会話をして過ごしました。私の心の底には若い時中国の友人に培われた原子爆弾が落とされても破壊されない強い友誼の精神があるのです。それこそ世界平和の鍵です。このように私たちを導いて下さった池田先生に本当に感謝しています。今は人間革命を読むのが一番待ちどうしいです。