1日、中国最大の投資額と規模を誇るウォーターパーク「福地伝奇水上楽園」が、山東省威海市南海新区にオープンした。オープン初日の園内は、国内各地から詰めかけた観光客や多数のメディア記者で、非常ににぎわった。
福地伝奇水上楽園は、投資総額約15億元(約300億円)、敷地面積50万平方メートル、30種類以上のアトラクションやショーが用意されており、園全体を貫いているテーマは、「生態庭園の景観」と「水文化のエンタテイメントショー」という。
筒型ウォーター・スライダー、噴射式スライダー、プール・ジャングルジム、多人数で乗るウォーター・スライダーなど、プールで楽しめる最先端設備に、来園客は夢中になって楽しんだ。面積1万平方メートルあまりの造波プールでは、最高3メートルの大波がやってきて、サーフィンの刺激を思う存分味わえる。全長約1千メートルの流れるプールでは、永遠に波に乗って漂う楽しさが堪能できる。国際旅行業協会の「ゴールデン・チケット賞」を受賞した、高さ18.5メートルの超大型ラッパからは、来場者を驚かせるほどの音が響き渡った。これらの設備はすべて、米国から輸入されたという。
刺激的なアトラクションのほか、来園客は、北から南まで全国に生息する500種以上の庭園植物を観賞して楽しめる。リゾート・エリアでは、「茶馬古道(古代ティーロード)」「十二支」「二十四孝(孝行に秀でた人物24人)」などの伝承文化の展示を観賞できる。
園関係者は、「この園は、今のところ、国内で最大規模、最新設備を備え、アトラクションが最も多く、一家で楽しむのに最適の森林ウォーターパークだ。威海市、山東半島、さらには全国に名を馳せる新しい観光名所となるよう力を尽くし、『中国版ディズニー』の奇跡を起こしたい」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年6月2日