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2015年6月12日  
 

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自動販売機はなぜ中国では人気が出ないのか? (2)

人民網日本語版 2015年06月12日08:40

ほかの要因としては、中国の自動販売機のアフターサービスが極めて悪いことがあげられるかもしれない。日本では、主にコカ・コーラやサントリー、アサヒなどの大手飲料水・ビール会社が自動販売機を管理している。これらの会社は自動販売機をどこに置くか、どのように操作するか、どのように商品を補充するかなどの一連の重要な問題を完全に管理している。

日本自動販売機工業会(JVMA)の竹田清昭会長は英フィナンシャル・タイムズ紙の取材に応えて、「中国人はすでに、成功している自動販売機事業の運営の背後には、やるべき仕事が大量にあることに気付いている」として、「この事業は、本来サービス産業である。自動販売機は常に清潔さを保ち、商品が充足している状態を作る必要があるほか、操作もスムーズでなければならない。自動販売機にお金を入れても、商品が出てこなければ、メーカーの名声は地に落ちる。中国人は特に日本側から業界のこういった部分を知りたいと思っているようだ」と語っている。

同様に、自動販売機の発展を願っている企業として、支付宝(アリペイ)、微信(WeChat)、銀聯「閃付」(Quick Pass)などの決済代行会社が挙げられる。これらの会社は、一刻でも早くオフラインにおける顧客のモバイル決済ツールを見つけようと奔走している。これまでの一定期間、決済代行会社の主戦場は一貫して大手スーパーやコンビニエンスストアだったが、孤独な自動販売機の買い物は、孤独で手軽な決済スタイルがより適しているように思える。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年6月12日


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