韓国で中東呼吸器症候群(MERS)が猛威を振るっているため、韓国政府は拡大に歯止めを掛けるべく、さまざまな対策を講じ、国民にも感染予防の方法を伝えている。しかし、予防の方法の一つ「ラクダの肉を食べたりラクダのミルクを飲んだりすることは極力控えるように」は、「非現実的」と揶揄されている。新華社が報じた。
韓国当局はラクダの肉やラクダのミルクなどの輸入を認めたことはこれまでに一度もない。韓国当局の統計によると、韓国全国の動物園などの娯楽施設にはラクダ46頭がいる。そのほとんどが韓国で生まれたラクダ。輸入されたのはオーストラリアから輸入された1頭だけという。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月10日