中国銀聯は8日、ATM(現金自動預け払い機)による銀聯カードの銀行間振込サービスを提供すると発表した。今後銀聯カード所持者は全国の60万台以上のATMで銀行間の引き出しだけでなく、銀行間の振込が可能となり、リアルタイム入金ができる。新華網が伝えた。
中国銀聯によると、窓口業務に比べATMはオフィスビルや商業エリア、住宅コミュニティとサービス提供エリアが広く、24時間サービスを提供し、リアルタイム入金ができ、振込手数料も安い。今回銀聯カードATM銀行間振込サービスがスタートしたことは、国内のATMリソースがさらに有効的に活用され、金融サービスのさらなる充実化が図られたことを意味する。
ATMでの銀行間取引は小額の取引が主で、金融包摂サービスに属する。中国銀聯のデータによると、ATM銀行間取引のうち、15%が500元(1元は約20円)未満で、35%が1000元未満、70%以上が3000元未満となっている。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年6月9日