11日、中国国務院が定める9月3日の祝日と各学校の秋季新学期始業日が近いことから、北京市内の小中高校では、新学期のスタートが5日間先送りとなり、夏休みの期間も若干調整される可能性があるとの情報が流れた。市教育委員会はこれに対し、「この情報は事実とは異なる。夏休みの期間は従来と変わらず、始業日が確定した後に正式に発表される」としている。新京報が伝えた。
国務院の規定によると、今年の9月3日は、「世界反ファシズム戦争勝利・抗日戦争勝利70周年記念日」として、全国的に法定休日となる。振替出勤日の調整により、9月3日から5日までが3連休となる。うち、9月3日(木)は休日、4日(金)は代休、5日(土)は週末休日で、9月6日(日)は振替出勤日。
ある報道によると、もともと決められている北京市内の小中高校の秋季新学期開始日と9月3日が近いことから、市教育委員会は、市内各校の夏休み期間について、小・中学校は7月11日から9月5日まで休みで9月6日に新学期開始、高校については7月18日から9月4日まで休みで9月5日に新学期手続き、6日に新学期開始とし、例年に比べ5日間先送りとすることに決定したという。
市教育委員会は、この報道は事実とは異なるとしている。
市教育委員会の担当者は、「学校の始業日については、現在検討中であり、正式には発表していない」と話した。
また、同担当者は、「市内各校の夏休み期間は、正式に発表されている年間スケジュール通りで、7月13日から8月31日となる。新学期の始業日は、正式に決定された後に公表される」と続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年6月12日