中国外交部(外務省)の洪磊報道官は、12日に行われた定例記者会見に出席し、記者からの質問に答えた。新華社が伝えた。
——日本は近頃、様々な場面で南中国海問題について大々的に報道し、南中国海の情勢を誇張している。暗に中国を非難し、中国の南中国海における島・礁建設について客観性に欠ける指摘を行っている。これについて中国側のコメントは?
中国は、日本の消極的な行動に対し、重大な懸念と憤慨を表明する。すでに、日本側に厳正な申し入れを何度も行っている。
日本は南中国海問題の当事国ではなく、近頃の振る舞いは正常ではない。日本は南中国海問題に故意に介入し、地域国家間の対立をあおり、悪意を持って南中国海の情勢を緊張化させている。日本の行動は、南中国海の係争解決には役立たず、南中国海の平和と安定にとって不利であると同時に、中日の政治・安全の相互信頼関係を著しく損なうものであり、中日関係改善の流れに逆行するものだ。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年6月14日