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10年で3センチ「背が伸びた」エベレスト

年間4センチのペースで東北方向に移動

人民網日本語版 2015年06月16日15:49

中国国家測量地理情報局は15日、2005年から2015年までの10年間で、チョモランマ(エベレスト)は、年間約4センチメートルずつ北東方向に移動しており、年間約0.3センチずつ標高が高くなっていることを明らかにした。この10年間で、40センチメートル位置が移動し、3センチ高くなった計算になる。また、今年4月25日にネパールで発生したM8.1の強大地震の影響で、エベレストは南西方向に3センチメートル移動、高さはほぼ変わっていない。5月12日にネパールで起きたM7.5の大きな余震では、同地方の平面位置・高度の変化はなかった。人民日報が報じた。

同局は、10年前に実施したエベレスト標高測定以来の地形変化をより精確に把握する目的で、第一大地測量隊を統率し、同地域での地形変化の現場観測を実施した。観測中に、4月25日の巨大地震が起こった。地震発生後、同局は、チベット地域で作業をしていた第一大地測量隊6チームに対する緊急配置転換を実施した。これらのチームは、5月10日から13日まで、2005年のエベレスト標高測定時に埋設した定日、ベースキャンプ、東絨など観測地点6カ所での観測を行った。この観測データの分析結果は、エベレストの地形変化をめぐる研究、地震災害評価や被災後の再建作業の実施、被災後の再建に対して測量と地理情報が果たす役割などにおいて、重要な意義を備えている。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年6月16日

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