山東、遼寧、陝西、河北、山西、新疆の6地域の上昇幅は1%以下。うち、河北、山西は0.3%にとどまった。
下半期はCPIが回復の見込み
今後の物価の動向について、朱氏は、「現在は豚肉の価格が乱高下している。今後は豚肉の価格が上昇し、下半期のCPIも少しずつ上昇するだろう」と予測している。
中国人民銀行(中央銀行)が9日に微博(ウェイボー)で発表した「2015年中国マクロ経済予測(年内更新)」は、昨年同期と比べたCPIの上昇幅は、上半期の約1.3%から、下半期には約1.5%にやや上昇し、年間上昇幅は1.4%ほどになると予測している。
北京大学経済学院の発展経済学部の曹和平・学部長は取材に対して、「現在、生産能力過剰の問題が依然として存在しており、在庫処理に時間がかかっている。国際商品も価格下落傾向にあり、輸入インフレ圧力も、国内のインフレ圧力も小さい」と分析した。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月17日