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台湾の航空機事故の資料公表、機長の操縦ミスが原因

人民網日本語版 2015年07月03日13:19
写真は飛行機事故現場で救援作業をしている現地の救援関係者

台湾の「航空安全調査委員会」は2日午前、2月のトランスアジア航空による墜落事故の資料を公表した。その中には機長の操縦ミスに関連した写真も含まれている。台湾「中央社」の報道を引用して中国新聞網が報じた。

トランスアジア航空235便(GE235)は、ATR72型飛行機で、2月4日午前台北松山空港を離陸後まもなくして、滑走路の端から東南東に約5.4キロメートルにある基隆河に墜落した。58名の搭乗者のうち、コックピットの3名を含む43名が死傷した。

「安全調査委員会」の2月10日に発表した墜落事故調査の初期の報告によると、飛行機が離陸して約36秒で第2エンジンがフレームアウトし、その後46秒経過してから第一エンジンが停止した。

同委員会は2日、誤ったエンジン操作の写真や事故直前のコックピットでの会話、ボイスレコーダーの音声記録などの詳細内容を含めた最終的な事故調査報告を公表した。

なお、誤ったエンジン操作の原因は最終報告の中で分析することにしている。中国新聞網が伝えた。(編集JK)

「人民網日本語版」2015年7月3日

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