北京市に住む40代の李さんは、身体を鍛えることにことさら注意を払っている。ある時、川沿いを散歩していたら、思いがけず黒い球状の物体を拾った。少し手で重さを測ってみたところ砲丸投げの球とほぼ同じだったので、家に持ち帰り、身体を鍛えるための砲丸投げ用に使用した。
近所の人が彼の家の前で立ち話をしているとき、偶然に彼のこの「宝物」を発見した。李さんは意気揚々と説明したところ、近所の人はじっくり観察し「地雷じゃない?」と訝しげに呟いた。彼は驚いて、2人ですぐに警察に通報した。
警察の鑑定によると、李さんが宝物にしていた、身体を鍛えるための「砲丸投げの球」は、まさに「地雷」だった。彼はそれを聞くや否や、「自分は強運だったな」と思わず口に出した。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月19日