外交部(外務省)の洪磊報道官は8日の定例記者会見で、「中国側はフランスによる国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)開催を支持し、会議開催に向けたフランスの積極的な努力を称賛する。われわれはオランド大統領の訪中を歓迎する。双方は緊密な意思疎通を継続している」と表明した。
フランスのオランド大統領は11月に訪中し、習近平国家主席と共にCOP21の成功に向けてメッセージを発する。洪報道官は「中国側はフランスによるCOP21開催を支持し、会議開催に向けたフランスの積極的な努力を称賛する。われわれはオランド大統領の訪中を歓迎する。双方は緊密な意思疎通を継続している」と表明。
「年末のCOP21で予定通り合意に達することを国際社会は共に期待している。中国側は各国と共に『共通だが差異ある責任』の原則、公平原則、各自の能力の原則に従い、COP21の全面的でバランスの取れた結果を後押しし、世界の気候変動対策に真に有効な解決策を示すことを望んでいる」と述べた。
「残された交渉時間は長くなく、交渉課題は依然として極めて困難だ。各国は最大の誠意をもって交渉を加速し、最大限度共通認識を形成する必要がある。中国側も各国と意思疎通や調整を強化し、COP21成功のために積極的に努力したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月9日