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日本人学者・薬師寺克行氏が中国伝媒大学で講演会を開催

人民網日本語版 2015年03月13日16:56
日本東洋大学教授、元朝日新聞論説委員の薬師寺克行氏

日本東洋大学教授、元朝日新聞論説委員の薬師寺克行氏が3月11日午後、北京市の中国伝媒大学で講演を行った。若さ溢れる中国の大学生を前に、薬師寺氏はユーモアを交えながら、「ニューメディア時代における日本のメディア」をテーマに日本メディアの現状と役割を紹介した。3時間弱の講演会では、参加者と講演者との間で質疑応答も行われ、薬師寺氏は次々と上がる中国の学生からの質問に、分かりやすく丁寧に応じた。人民網が伝えた。

質疑応答では、ある在中日本人留学生が薬師寺氏に、「私と同世代の日本人大学生の多くは、中国を訪れたことが無く、中国に対していいイメージを持っていません。しかし、私の周りの日本人留学生は皆、中国をとてもいい国だと思っています。日本にいる時、あまり中国のいい面を知ることができなかったことが、今思うと、とても残念なことだったと思います」と心のうちを吐露した。これに対し、薬師寺氏は「中国を知りたいなら、中国に来ればいい。私は中国に来て直接交流できたことで、中国に対する誤解が解けた。交流は問題を解決するための有効的な手段だ。両国の国民が相互に往来し、ともに関係改善を促していければと思う。相互理解があってこそ誤解を解くことができる」と主張した。また、「日本人留学生の皆さんには、友達にもっと自分の見聞を伝え、どんどん友達を中国に呼んで、両国の友好関係の発展に貢献してもらいたい」と語った。

講演終了後も、多くの参加者は会場を離れようとせず、薬師寺氏を囲んで交流を続けていた。(編集XM)

「人民網日本語版」2015年3月13日


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