＜企画＞科学技術が支えた新疆成立60年の発展 (2)

◆キーワード2：「風力発電」

新疆風力発電の研究が国内の空白埋める

清華大学、浙江大学、同済大学は国家技術移転東部センター新疆駐在事務所を通じ、風力発電インフラ安全点検研究プロジェクト、風力発電所再緑化・育種研究プロジェクト、風力発電塔長期安全点検プロジェクトを新疆ウイグル自治区に導入し、転化した。3件のプロジェクトは中国の研究の空白を埋めた。>>>

風力発電による暖房の試行を実施へ

新疆ウイグル自治区ウルムチ市の達坂城区および北部の阿勒泰（アルタイ）地区は今年、国家風力発電クリーン暖房試行地域に指定された。風力発電クリーン暖房の試行プロジェクトは、年末にこの2つの地域で稼働開始する予定だ。

新疆（新疆生産建設兵団を含む）では今年上半期、風力発電設備容量が39万8000kW追加され、発電量が前年同期比で約20％増加した。新疆ウイグル自治区発展改革委員会の関係者は、「風力発電クリーン暖房は地産地消を実現し、国家政策に合致し、新エネの発展方向を示した」と述べた。>>>