＜企画＞科学技術が支えた新疆成立60年の発展 (4)

◆キーワード4：科学調査

科学的な考古調査で、新疆の歴史を再発見

中国最古の石炭使用の跡

新疆維吾爾（ウイグル）自治区天山伊犁（イリ）河峡谷に位置する尼勒克（ニルカ）県恰勒格爾村吉仁台溝口遺跡で、約3500年前の、中国最古の石炭使用の跡が発見された。>>>

1700年前の仏教遺跡

北京大学考古文博学院教授の陳凌氏が率いる発掘調査隊は、新疆ウイグル自治区南部の新和県通古斯巴什古城の北東部で、金箔が貼られた壁、朱砂もしくは青金石の粉が塗られた壁、金箔が貼られた像の残骸、仏塔の最上部にある相輪などを発見した。>>>

青銅時代の古城の遺跡

新疆維吾爾（ウイグル）自治区文物考古研究所はこのほど莎車県（ヤルカンド県）蘭干遺跡で、古城の遺跡を発見した。その時代は青銅時代と推測されており、新疆最古の古城になる可能性が高い。>>>