中国観光研究院はこのほど発表した「2015年中国アウトバウンド国際観光発展年度報告」の中で、中国は3年連続して世界1位の観光客送り出し国となり、2015年のアウトバウンド国際観光市場も引き続き急速かつ持続的な発展を達成する見込みであること、また銀聯カードが中国人のアウトバウンド国際観光における第1の決済ツールになったことを指摘した。調査によると、14年の中級・高級志向の消費者層がアウトバウンド国際観光に占める割合は半分に迫った。アウトバウンド国際観光の消費額は08年から年々増加し、14年には急増して1648億ドル(約19兆7249億円)に達し、6年で約4倍に増えたという。「フィナンシャル・タイムズ」が伝えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年9月29日