北京市政交通一卡通(公共交通カード)有限公司が4日に発表した情報によると、同社が鳳凰雲科技(北京)有限公司、検索大手・百度のモバイル決済事業「百度銭包」と発表した、公共交通カードチップ内蔵のスマートブレスレット「刷刷手環」用アプリが、アンドロイドとiOSという2大携帯OSのカバーを実現し、より便利でスムーズなチャージが可能となった。北京日報が伝えた。
ユーザーは同アプリを使い、携帯電話のブルートゥース機能によってスマートブレスレットのオンラインチャージができる。現在は10元(1元は約20円)、50元、100元、200元、300元、500元の6種類の金額が選択できる。1回目のチャージでは5元のキャッシュバックが受けられ、他にもさまざまなボーナスを獲得可能。同ブレスレットはユーザーの運動状態と健康データをリアルタイムでモニタリングし、個人に特化した身体・睡眠状況の分析を行うことができる。
北京市政交通一卡通有限公司の責任者は取材に対して、「同ブレスレットのオンラインチャージの他に、当社はオンラインサービスプラットフォーム、NFCを利用したチャージなど、オンライン事業の整備と普及を進めている。将来的には当社の公式アプリをリリースし、公共交通カードの各機能・サービスを全面的に統合する」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月5日