マクドナルドとヤム・ブランズは、中国の店舗で電子決済を導入し、ファーストフードの販売をスピーディーにし、中国事業のテコ入れを行う計画を立てている。両社は過去1年間に渡り、中国という非常に重要な市場での業績が振るわなかった。6日付米ウォール・ストリート・ジャーナルの記事を引用し、環球網が伝えた。
マクドナルドの広報担当者は、「当社は中国で第3四半期に、携帯電話による注文と決済を試行する。決済をスピーディーにし消費者の需要を満たすことが狙いだ。中国人消費者の間での電子決済の普及度を鑑み、当社は準備を進めている」と話した。
ヤム・ブランズは、ケンタッキーが6月末にアリババ・グループ(阿里巴巴)と業務提携し、中国の700店舗で携帯決済サービスを開始したと発表した。消費者はケンタッキーの店内で、アリババの決済サービス「支付宝」のバーコードをスキャンすれば、数秒間で支払いを完了できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月7日