日本全国にある記念施設28カ所の代表が一人ずつ発言し、地元で当時、中国人労働者が強制連行されたこと、記念碑を建立・維持していること、また、記念行事を行っていることについてそれぞれ説明し、今後も引き続きこの活動に取り組んでいくと表明した。
最新の統計によると、現在、日本の24都道府県に約40カ所の中国人殉難労働者の「慰霊碑」(友好団体が建立した「日中友好」、「日中不再戦」の記念碑を含まない)が建立されている。このほか、記念碑を建立して追悼行事を行うことを計画している地方もいくつかある。日本に強制連行された中国人労働者の殉難者記念碑に関する座談会が開かれたのは今回が初めてであり、その主な目的は、長年にわたる各地での記念碑維持管理の具体的状況を確認・理解し、記念追悼行事の現状と直面する課題を調査・把握し、これを踏まえ、今後どのようにして記念碑を適切に保護し、記念行事を進めてくかを検討することにある。(写真は在日本中国大使館のウェブサイトより)(編集XM)
「人民網日本語版」2015年10月9日