在日本中国大使館のウェブサイトによると、9月18日、在日本中国大使館で「日本強制連行中国人殉難労働者記念碑」責任者座談会が初めて開かれ、程永華大使、劉少賓公使、郭燕・公使および関係部署の責任者、孫振勇札幌駐在総領事、何平・新潟駐在総領事、鄧偉・長崎駐在総領事および福岡、大阪、名古屋各総領事館の代表がこれに出席した。また記念碑の維持・管理に携わり、記念行事を手配した日本各地の友好団体、地方自治体、宗教団体の責任者および一般市民の代表46人が参加した。
程大使はあいさつで次のように述べた。戦後70周年の重要な歴史的節目において、日本全国各地の「中国人殉難労働者記念碑」の責任者が一堂に会し、共に歴史を振り返って総括し、記念碑の維持、慰霊の記念行事開催について懇談するのは、平和への希求とあこがれを示すもので、特別に重要な意義がある。
程大使は各友好団体と友好的人々が長期にわたり記念碑の建立・維持と記念行事の開催に尽力していることに感謝し、皆さんが一層積極的な行動を起こし、日本の民衆、特に若い世代が歴史の真相を理解し、中日友好に尽力するよう導き、歴史の銘記を両国国民の平和共存を後押しする原動力にしてほしいと表明した。大使はまた、在日本中国大使館と総領事館は今後も引き続き日本各地で開催される中国人殉難労働者の慰霊行事に積極的に参加し、これを支援し、各友好団体と友好的人々を手助けする考えであると述べた。