占いで恋人との愛称などを確かめる必要はもうないかもしれない。米国の連邦準備制度が行った研究によると、水晶玉で占ってもらうより、債務の返済能力を見たほうが、恋人との関係が長続きするかなどを「確実」に知ることができる。参考消息が報じた。
仏紙「Les Échos」のサイトの10日の報道によると、連邦準備制度は、個人の債務返済能力などを示す「信用スコアリング」と、配偶者との関係維持の関連性を研究した。米国の国民には3ケタの「信用スコアリング」があり、そのスコアが高いほど、信用も高いことを示す。反対にそのスコアが低いと、信用も低いということになる。
報道によると、配偶者の「信用スコアリング」はほぼ同じ。また、スコアが高いほど、配偶者との関係を保つのも容易になる。具体的には、あるカップルが結婚を決めた時のスコアが平均より100ポイント高い場合、2年目に離婚する可能性が30%低下する。反対に、2人のスコアの差が66ポイント以上であった場合、2年目、3年目、4年目に離婚する可能性が24%上がる。
同結果に、研究員は、「支払い能力はその人の社交能力を反映しており、債務返済能力と非金銭義務の履行能力も関係があるのでは」と予測している。
「人民網日本語版」2015年10月14日