お隣・韓国の状況も日本と似通っている。韓国でも結婚にはかなりの費用がかかり、多くの親が大きなプレッシャーを抱えている。
韓国女性家族部が今年9月に発表したデータによると、韓国では結婚の際、男性側の親が支払う費用は平均8千万ウォン(約880万円)、女性側の親が支払う費用は6千万ウォン(約660万円)となっている。
韓国聯合ニュースの報道によると、韓国女性政策研究院は昨年2月に女性家族部の委託を受け、1200人を対象に調査を行った。調査の対象となったのは、過去3年内に結婚したカップルとその親で、親の年齢は55歳から69歳。
結果、男性側の親の53%以上は、息子の結婚のために8千万ウォン以上を支払った一方、女性側の親が支払った額は、約70%が6千万ウォン以下だった。結婚の際、両親から一切資金援助を受けなかったというカップルは約1割で、両親が6割を負担したというカップルは43.4%だった。
回答者の親のうち、約51.9%が子供の結婚費用を大きなプレッシャーと捉えており、親の68%が「子供の結婚費用は両親が負担すべき」と考えていた。また、カップルの64.8%も、両親が費用を負担することは当然のことと考えていた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年10月20日
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