2016年度国家公務員試験の申込が24日の午後6時に締め切られた。公務員試験情報サイトの中公教育がまとめた統計によると、今年の申込者は128万3777人で、昨年の129万745人より6968人少ない。平均競争率は46倍で、昨年の58倍を下回った。「京華時報」が伝えた。
過去5年間の募集状況に比べ、今回の16年度試験は募集数が最も多く、3万人に迫った。また過去5年間の申込締め切り日の申込者数をみると、4年連続で低迷しており、競争率をみると、今年は46倍とやや低く、過去5年間で最低だった。
専門家は、「申込総数が減少した原因は、現職公務員の受験が制限されたため、その分の申込人数が減少したことにある。競争率の低下は、募集の増加で基数が大きくなったこと、申込総数が減少したことの2つの要因によるものだ」と分析する。
競争率が最も高いのは「人材資源・社会保障部中国雇用訓練技術指導センター」のポストで、1人の枠を2847人が争うことになる。また15のポストで競争率が1千倍に達し、57のポストで申込者が1千人を超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年10月25日