〇余暇に何をする?-ペンギンの餌やりやオーロラ見物、室内ではバスケやバドミントン
同担当者は、「動物保護の観点から、長城基地と中山基地はいずれも、ペンギン居住エリアから一定の距離を隔てた場所に設営された。だが、それほど離れていても、遠目にペンギンを見ることができる。ペンギンたちが、肩で風を切り、基地の方向に歩いてくることもある。南極で仕事をすると、ペンギンだけではなく、キラキラ光り輝く美しいオーロラを見ることもできる」と話した。
南極は気温が低く、冬になると、実験基地周囲の外気温は零下40℃に達する。夏でも最高気温は零下2℃ほどだ。だが、基地の内部は暖房で暖かい。よって、中国版「南極料理人」は、寒さをそれほど心配するには及ばない。また、冬の間、基地で働く全職員に1人部屋が与えられる。
室内の暖かさは保障されたが、厳寒の環境ではどうしても動くのが億劫になる。南極での生活には、どんなレジャーや娯楽が用意されているのだろうか?長城基地と中山基地はいずれも、かなり条件が整った基地で、室内ではバスケットやバドミントンを楽しむことができるという。スポーツのほか、基地の隊員は、インターネットの利用が可能で、家族とのビデオ会話やドラマ鑑賞、ゲームを楽しむことができる。これらのレジャー・娯楽設備によって、限りなく味気ない「南極」の氷はことごとく氷解するだろう。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年10月30日