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上海一学費の高い私立学校 中国人学生の受け入れ開始

人民網日本語版 2015年10月30日17:00

「上海で最も学費が高い私立学校」と言われるウェリントンカレッジ上海校にこのほど、幼稚園「(上海)バイリンガル幼児センター」が設立された。2016年から児童を受け入れ、学費は年間18万元以上になるという。チャイナネットが伝えた。

上海前灘国際商務区投資(集団)有限公司の陶剣雯総支配人は、「ウェリントンカレッジ上海校はもともと外国籍の学生向けで、中国の学生は受け入れていなかった。バイリンガル幼稚園は、国内の教育要領とリンクさせるだけでなく、ウェリントンカレッジの教育内容も取り入れる」と話した。

上海初のイギリス式バイリンガル就学前教育機関となるウェリントン(上海)バイリンガル幼児センターのイギリス側園長は記者に対し、「幼児センターのバイリンガル環境は児童が中国語・英語半分ずつで学習できるよう保証し、イギリスの早期基礎段階(EYFS)の教育要領を取り入れ、ウェリントンカレッジ独自の8大教育方法である言語とロジック、自己認識と人間関係、文化とスポーツ、道徳と精神とリンクさせ、児童に独特な体験をさせる。2016年3月に最初の児童を迎え入れる」と明かした。

「前灘ウェリントン・バイリンガル教育事業」の投資額は10億元に上る。募集定員はなく、規模から言って、学費が高くても利益を上げることは難しいと見られる。

「人民網日本語版」2015年10月30日

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