2015年11月4日  
 

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日本の東北地方が「ゆるキャラ」で中国人観光客を誘致

人民網日本語版 2015年11月04日14:30

東京、北海道、東北地方の観光プロモーションイベントが3日、上海で開催され、おむすびの形をした武士、「おむすび丸」がいたるところにならべられ、宮城県経済商工観光部の吉田祐幸部長の名刺まで「おむすび丸」の形になっていた。中国新聞網が伝えた。

吉田部長によると、武士の格好をしたおむすび人形、「おむすび丸」は宮城県のご当地キャラクターで、宮城の主婦は皆この形のおむすびを作って子どもへの愛情を表現すると紹介した。

主催者側はそうした「ゆるキャラ」で温かな雰囲気を演出したものの、日本の東北地方の安全問題が依然当日の焦点となった。

2011年に発生した東日本大震災と福島第一原発事故から4年余りが過ぎたが、今年10月22日には当局が福島原発作業員や付近の住民の癌発症と放射線被爆との関連性を初めて認め、日本の東北地方を敬遠するようになった。

これについて吉田部長も、「東北地方の中国人観光客の減少は避けられない情況になっている」と明かす。実際、大震災発生前に毎年約4万4千人の中国人観光客が東北地方を訪れていたが、地震後この数は減少を続け、最近では従来の70%に当たる3万1千人にまで減ったという。


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