外交部、中日韓協力の順調な推進を期待

　外交部（外務省）の華春瑩報道官は4日の定例記者会見で、中日韓首脳会議のソウルでの開催を米国が歓迎したことについて「中日韓首脳会議が3年ぶりに開催されたことには重要な意義がある。今後3カ国協力が妨害を受けずに順調に推進することを希望する。韓国側、日本側と共に今回の会議を新たな出発点に同じ方向に向かい、大きな方向性をしっかりと把握し、中日韓協力の健全で安定した持続可能な発展を促したい」と表明した。

　――米国務省高官はこのほど「米側は中日韓首脳会議のソウルでの開催を歓迎し、3カ国の関係強化への努力を支持する。3カ国の堅実で建設的な関係が地域の平和・繁栄に寄与し、米国と地域の利益になることを信じる」と表明した。これについてコメントは。

　第6回中日韓首脳会議が1日に韓国・ソウルで開催された。会議で3カ国首脳は3カ国協力と関心を共有する国際・地域問題について踏み込んで意見交換した。3カ国首脳は3カ国協力を強く重視することを重ねて表明し、「歴史を直視して未来に向かう」精神に基づき、問題を適切に処理し、政治・経済・貿易・財政・持続可能な開発、人・文化分野の協力を深化し、地域経済統合のために共に貢献することで合意した」と指摘。

　「中日韓首脳会議の3年ぶりの再開には重要な意義がある。今後3カ国協力が妨害を受けずに推進することを期待する。韓国側、日本側と共に今回の会議を新たな出発点に同じ方向に向かい、大きな方向性をしっかりと把握し、中日韓協力の健全で安定した持続可能な発展を促したい」と強調した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2015年11月5日