北京、非首都機能の移転に成果　通州の行政副都心構想が明確に

北京市が16日に実施した記者会見によると、北京の非首都機能の移転、および北京・天津・河北の共同発展推進に向けた取り組みは段階的な成果をあげている。科技日報が伝えた。

機能の移転と制御を同時進行で行い、都市のスリム化を目指す。北京が通州区に行政副都心を建設する構想は明確化され、取り壊しや立ち退きはすでに完了、2017年には明確な成果が得られる見通しだ。北京市は交通・環境保護などの重点分野に率先して取り組み、北京・天津・河北の一体化を推進する。

このほか、北京・天津・河北都市間鉄道網計画（2015〜2030年）はすでに上層部に提出され、北京新空港ターミナルが9月末に着工した。北京・天津・河北および周辺地域の大気汚染防止協力メカニズムはより一層深化され、昨年の「APECブルー」に続き、9月の軍事パレードの際も大気汚染の共同防止・規制が実施、「軍事パレード・ブルー」が実現した。北京と河北の生態水源保護林建設は、9月末の時点で、通年目標（10万ムー）の90％が達成された。（編集SN）

「人民網日本語版」2015年11月19日