今回のダイヤ改正によって、普通の旅客列車の運行プランもいっそう合理化される。鉄道当局は、鄭州-西寧、上海南-韶関東、深セン-洛陽、ウルムチ-南寧、西安-南京、蘭州-合肥など既存の直通普通各列車を増発することで、旅客輸送能力の緊迫状況を緩和し、沿線住民の鉄道利用にさらなる便宜を図る。
このほか、鉄道物流サービスもいっそう改善される。鉄道部門は、輸送所要時間のさらなる短縮や定刻配達を実現するスピード輸送を重点に据え、貨物輸送列車のダイヤ改正を全面的に推し進め、貨物列車方案を調整・合理化し、運行規模を拡大し、現行より28本多い193本の各種貨物列車を運行する。具体的計画は以下の通り。
1 国家戦略「1ベルト、1ロード」建設のために、中央ヨーロッパ向け列車26本(5本増)、中央アジア向け列車19本(2本増)を運行する。
2 サービス対象地域の経済・社会発展に立脚し、管轄鉄道局を跨ぐ貨物輸送列車17本を運行する。
3 コンテナ輸送力をさらに拡大する。快速コンテナ列車と水陸連携輸送コンテナ列車を増発する。
4 特別快速貨物列車、快速貨物列車、普通貨物列車を増発し、よりスピーディな貨物輸送という市場ニーズを満たす。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月20日