タイ南部に位置するビンロウやヤシの林に、毎日少なくとも50本の木に登るという72歳の女性がいる。毎日ビンロウやヤシの実を採っているのだが、43歳の息子も心配のあまり毎日一緒に出かけている。
この老婆は、「12歳の時に男の子と木登りの速さを競ったところ、思いがけず勝ってしまい、以来木に登る感覚が好きになり、15メートルあるヤシの木やビンロウの木でも平気で登れるようになった」と話す。5階建ての建物の高さに相当するため、もう高齢のため、家族も止めるよう注意するが、彼女の木登りは未だに誰も止められずにいる。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年11月20日