〇中国政府、海外に渡航する公民に対する保護を強化
中国がだんだんと世界の舞台の中心に向かうにつれて、中国と各国の往来が日増しに盛んになり、中国人の出国者数は毎年急増している。だが、海外におけるリスクは、必ず存在しており、今回のマリでの事件はその一例に過ぎない。
マリの襲撃事件のような海外でのリスクは、他の一部国家・地域においても同じように存在している。このような状況は、中国領事保護任務に大きな課題を突き付けている。
外交部領事保護センターの李春林センター長は、「領事保護センターは今後、一連の措置を講じ、海外に渡航する中国公民や組織に対する安全サービス保障業務を強化していく」との方針を示し、具体的に次の通り述べた。
1)関連部門との協力を強化し、力を合わせる
2)リスクに対する早期警報を強化する。
3) 新たな技術を導入してサービスの強化を図る。世界中を網羅する外交部領事保護・サービス緊急対応コールセンター24時間のホットラインはすでに開通した。領事保護センターも、中国領事サービス網や領事直通微信(WeChat)などのプラットフォームを通じて、重要情報を発信する。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月23日