二つ目は、病院以外の友達からの言葉です。「日本のことは歴史やニュースを見てあまりいい印象はなかったけど、渡辺君に会って変わった。日本のことはまだ好きとは言えないが、今度日本へ遊びに行って、自分で実際にみてみたい」。活動では全く関わりはありませんが、何か困ったことがあるとすぐに駆けつけてくれ、中国での兄のような存在でした。実際に日本への旅行を検討中とのことなので、案内をしたいと思っています。
最後に患者さんからの言葉です。「中国に来てくれてありがとう。今まで一年以上リハビリを受けたが、歩けるようにはならなかった。今では階段も上り下りできるようになった。本当にありがとう」。これは一例ですが、本当に多くの方に嬉しい言葉をかけて頂きました。うまく聞き取ることができないこともあったので、これらの言葉は退院時にノートに書いてもらっていました。このノートは日本に帰ってからも一生の宝物になると思います。
平成25年度 青年海外協力隊員 カイルアン唐家庄医院 理学療法士 渡辺泰弘
「人民網日本語版」2015年11月25日
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