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手続きなしの大陸部訪問、台湾住民「本当に便利」

人民網日本語版 2015年07月02日15:09

台湾の住民が中国大陸部を訪問する際の手続きを免除する政策が1日から始まった。同日午前8時半、台湾金門県から来た定期船「新金龍」が厦門(アモイ)に到着し、台湾の呂怡艷さんは、「本当に便利!」と喜びの声を上げた。呂さんの「台胞証」(台湾住民が大陸部に滞在する際の身分証明書)にはたくさんのハンコが押されているものの、これからはハンコが押されることはない。北京青年報が報じた。

新政策により、台湾の住民の中国大陸部訪問が一層便利になった。台湾の王祖瑶さんら家族9人は1日午前、台湾台北松山国際空港から飛行機で福建省福州市に到着した。王さんは4月に、香港の旅行社を通して大陸部に滞在する申請を行ったものの、「営業日10日必要で、数百元かかった。手続きが免除になるとは思ってもみなかった」とし、「福州市に親戚がたくさんおり、今後は頻繁に来て親戚や友人と会うことができる」と喜びを語った。

台湾新北市から来た李一信さんは1日午前0時7分、広東省珠海市横琴経済開発区とマカオの間に位置する通関地(24時間営業)を通過し、珠海市で初めて手続きなしで通過した台湾の住民となった。李さんは取材に対して、「仕事で広東省肇慶市に行く。新政策が打ち出されとても便利になった」と語った。珠海湾仔通関地から中国大陸部に入った張文明さんは、6月30日に台湾を出て、翌1日に中国大陸部に着いたといい、「湾仔通関地から手続きなしで入った1人目の台湾住民?」と興奮気味に語った。

深セン羅湖通関地辺検入境ホールでは、台湾高雄から来た于萱さんが、1分も待たずに中国大陸部に入った。「中国大陸部に来るのは2回目で、2回とも深セン旅行」と于さん。「手続き免除政策が実施され、中国大陸部への旅行が本当に便利になった。旅行先に中国大陸部を選ぶことが多くなるだろう。上海や北京に遊びに行きたい」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年7月2日

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