世界フィギュアスケート選手権が、今月23日から29日まで中国・上海で開催される。中国で世界フィギュアスケート選手権が開催されるのは、これが初めて。国際スケート連盟は最近公式ウェブサイトでエントリー選手のリストを発表した。中国からは、これまで世界選手権で2度の優勝を飾っているベテランの龐清・佟健亮ペア、男女シングルの主力選手である李子君、閻涵選手などが参加する。外国人選手では、ソチオリンピック金メダリストで前回の世界選手権の覇者である羽生結弦選手がエントリーしていることが明らかになり、大きな注目を浴びている。
羽生選手は、先日、「尿膜管遺残症」の手術を受けたばかり。だが、これは羽生選手の連覇への自信に全く影響を与えることはなかった。羽生選手が今回の世界選手権で選んだフリーの楽曲は、「オペラ座の怪人」。端正なルックスを持つ羽生選手が身体の表現を使って、氷上でどんな異色の「オペラ座の怪人」を演じるのか期待される。
中国で初めて開催される世界選手権で、現役復帰を果たす中国の龐清・佟健亮ペアも注目を集めている。春節の連休もおあずけで練習を重ねてきた氷上のカップルは元宵節(旧正月15日、今年は3月5日)の日に、すでに新しいショートプログラムの構成を完成させたことや世界フィギュアスケート選手権の準備を正式に始めたことを語っていた。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月16日