韓国メディアによれば、最新のアンケートで、韓国の大学生は中国の大学生に比べ起業願望が低く、起業よりは就職を希望するという結果だった。国際在線が伝えた。
韓国貿易協会国際貿易研究院が12月1日に発表した「中日韓大学生卒業後の職業意向に関する調査報告」によれば、卒業後に起業を希望する学生の割合が中国40.8%、韓国6.1%、日本3.8%となっており、三ヶ国の間ではっきりとした差が出ている。
このアンケート調査は10月4日から7日の間に中国169名、韓国179名、日本186名の合計534名の大学生を対象に実施した。
アンケート結果をみると、中国の大学生の起業願望の強さは中国が起業をサポートし、IT産業を世界へ進出させようと努力していることが関係している。一方で韓国の大学生の起業願望の低さは韓国社会に起業をサポートする体制が欠如している社会構造に関係していることがわかる。
アンケートに関わった研究員は「韓国は中国のような起業をサポートする社会制度を積極的に構築し、若者の起業へのチャレンジ精神を少しずつ育成してくべきだ」と語った。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年12月3日