数日の好天に恵まれた12月7日の長春は、吉林省東北トラパークの2頭のジャイアントパンダは午後の太陽が照っているうちに屋外に歩いて移動し、思う存分雪と戯れ、非常に快適に過ごしている。
2頭のパンダはオスとメスで、今年6月25日に中国ジャイアントパンダ保護研究センターを離れ長春に引っ越してきた。中国北方の高緯度地域においてのパンダの人工飼育の歴史を塗り替えた。
吉林省東北トラパークの動物管理所によると、2頭のパンダは今最も若い盛りの頃で、身体も非常に強く、北方で過ごす初めての冬に対しても非常に順応しているという。
現在、飼育員が2頭のパンダに毎日約50キログラムのササ、約10キログラムのたけのこ、リンゴ、ニンジン、パンダ用ビスケットなどの食べ物を与えているそうだ。吉林省東北トラパークと中国ジャイアントパンダ保護研究センターの契約により、2頭のパンダは長春で3年間生活する予定だ。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月8日