8日、鄭州から海南に向かう旅客機に、脳梗塞のために自分でスプーンを持って機内食を食べることができない老人が搭乗していた。キャビンアテンダント(CA)の樊雪松さんは、この老人客の傍に跪き、食事を食べさせた。鄭州晩報が伝えた。
老人は感動のあまり、何も言うことができず、ただ泣くばかりだった。この様子を乗客が撮影し、ネット上にアップした。翌10日、記者はこの美しい海南航空CAに話を聞いた。
8日午後、河南省新郷市に住む元医学部教授の牛さん(71)は、妻と共に、鄭州発海口行き海南航空便に搭乗した。牛さんは2年前に脳こうそくを患い、半身不随となった。運動障害が大きく、妻が押す車いすで機内に入った。