広東省教育庁は13日、同省が「学校における食品安全のさらなる強化、食事における栄養バランスの促進に関する通知」を発表したと明らかにした。学校の食堂で提供されるおかずなどの内容が見直されるほか、肉の串焼き、ウインナーなどの塩漬け食品は「肉料理」ではなくなる。また、体に悪い炭酸飲料やインスタントラーメンなどの、学校での販売を段階的に取りやめる。京華時報が報じた。
同通知は、学校の食品の安全を確保するため、校長を「責任者」とする食品安全責任制を整備するよう指示している。今後、各学校は、できる限り新鮮な肉を仕入れ、冷凍の肉製品や油で揚げられた食品、ウインナー、ソーセージ、肉団子などの加工商品の使用を減らす。ウインナー、肉団子、肉の串焼き、ソーセージなどは肉料理ではなくなる。
同通知は、「学校の売店や食堂で販売される食品の管理を強化し、炭酸飲料やインスタントなど、体に悪い食品の販売を取りやめ、学生がそれらを口にしないようにする。そして、食品の安全を確保するため、『オープンキッチン』を設置する」としている。
「人民網日本語版」2015年12月15日