韓国メディアは12日、韓国で初となる中国人観光客専用のワンストップ・ショッピングエリアを仁川松島国際都市に建設すると伝えた。完成すれば韓国第二のチャイナタウンとなる。中国新聞網が伝えた。
新チャイナタウンは住宅地やホテル、ショッピングエリアを含む複数の商業施設を一ヶ所に集約させる計画だ。松島国際都市“NC Cube Canal Walk”に隣接し、計画敷地面積は3万5千平方キロメートル、地下2階、地上22階、最高で27階建ての複数のショッピングエリアおよび宿泊施設を設ける。総投資額は5000億ウォン(約490億円)で、2018年までに竣工する。
また、新チャイナタウンのすべての店舗が対外的に貸し出され、中国人の管理による、中国メーカー主体のショッピングエリアを打ち出し、韓国企業およびチェーン店の出店は禁止する。この計画が順調に進めば、将来的に韓国初の中国人観光客専用のワンストップ・ショッピングエリアが完成し、グルメ・宿泊・娯楽・ショッピングが一体となった新チャイナタウンが韓国で実現、毎年400万人の観光客を松島に引きつけ、5年以内にこのエリアに2兆ウォン(約2100億円)の経済効果を生む見込みだ。
韓国メディアによると、この新チャイナタウンは投資側と仁川経済自由区域庁および仁川市の企業誘致団体と借地料の調整を行い、建設許可を取得次第正式に開発を始めるという。(編集IM)
「人民網日本語版」2106年1月13年