中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は8日の定例記者会見で、朝鮮の核問題について「中国は、各国と共同で朝鮮の核実験後の新たな情勢に対応し、朝鮮に対して非核化のプロセスへ戻り、非核化の承諾を守るよう促すことを望む。その他の各国も冷静に問題に対応し、矛盾を深刻化させ緊張情勢を悪化させることを避けなければならない」との見方を示した。
華報道官はまた、王毅外交部長(外相)が7日夜、米国のケリー国務長官と行った電話会談の具体的な状況について紹介した。ケリー国務長官は電話会談で、「米国は朝鮮の核問題に対する中国のアプローチを尊重するが、これまで通りの状況は続けられない」と述べたという。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年1月10日