2016年1月13日  
 

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受け答えが難しい聴覚障害者の手術 医師が可愛いイラストで「会話」

人民網日本語版 2016年01月13日15:03

浙江省人民病院で先日、一人の医師が手術中に片膝をついて可愛いイラストを掲げていた。執刀医と聴覚障害者のために「通訳」するこの医師の写真が、医療スタッフのモーメンツで転載されると、そのプロ精神と優しさに溢れた医師に多くのネットユーザーから「いいね!」が寄せられた。京華時報が伝えた。

聴覚障害者の兪さん(39歳)は腰椎に問題があり、手術する必要があったが、それには一つ難題があった。それは手術中には局部麻酔をかけるため、医師は意識のある患者とやり取りをする必要があり、患者も医師に対して痛みなどの状態を伝えなければならない。そこで医師は兪さんとやり取りを試みたが、彼女は一生懸命身振り手振りを交えて話すものの、不明瞭な声しか出せない。これには疼痛治療科の李順医長と医師たちも頭を悩ませた。

最終的に李医長は人体のイラストを作成することを決め、さらに患者が容易に受け答えができるようなイラストもデザインした。医師たちは白紙に人体のイラストを描き、痛みが生じる可能性がある箇所を5つに分け、それぞれ1~5と番号を付けた。また笑顔と泣き顔の2つの可愛い顔のイラストも描いて、兪さんは痛みを感じたら泣き顔を、痛くない場合は笑顔のイラストを示すように取り決めた。


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