中国科学技術部(省)の万鋼部長は、12日に開かれた「2016年全国科技活動会議」で、中国の科学技術革新は歴史的な新段階に入ったと述べた。万部長の発言内容は下記の通り。人民網が伝えた。
わが国の科学技術の全体水準は、量の拡大から質の向上へと変化し、追い上げ中心から追い上げ・並走・けん引が共存する新段階に入った。
わが国の主な科学技術革新指標は世界トップクラスになり、国家革新能力は2010年の世界21位から2015年には18位に浮上し、科学技術進歩への寄与度は50.9%から55.1%に向上する見込みだ。
社会全体の研究開発経費は、2010年から倍増し1兆4300億元(1元は約17.95円)に達する。うち企業の研究開発費は77%以上。研究開発費の対GDP比は2.1%に達する。
国際科学技術系論文数は、長年に渡り世界2位を維持しており、被引用回数は8位から4位に浮上した。農業・化学・材料などの7学科では2位に浮上した。国内の特許出願件数は110万9000件から263万9000件に増加し世界一に、登録件数は74万1000件から159万7000件に増加し世界2位となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月13日