■反応
ユーザー「ブログに逆戻り?」
「長微博(長文ツイートを写真形式に転換して投稿する機能)があるので十分。この機能は必要ないのでは?」と疑問を投げかけるのはユーザーがいる。ユーザーからしてみれば、長文の閲覧は「長微博」機能と大きな違いはないというコメントが多い。「微博は当時140字という文字数制限によって簡潔明瞭になり、ブログに取って代わってきたのに、140字という制限を撤廃すると、長微博の存在意価値はなくなるのでは?」、「新しい頭条微博(課金によりツイートをトップに表示させる機能)もあまり意味がない。どんどんブログに戻っている」というコメントも見られた。
一方で、前向きな意見も見られた。「これでユーザーは思う存分投稿することができるようになった。140字で説明し切れる場合はいいが、140字では言い切れないことがあったという経験は多くの人がしているはず。この新機能は長文投稿を必要とする人にしてみればまた一つ選択肢が増えたことになる」という意見だ。
■背景
ツイッターも140字制限を撤廃
ツイッターはこれまで微博の模倣対象とされてきた。2週間前にツイッターが140字の文字数制限を1万字に拡大すると発表した。多くのユーザーがツイッターのこの変化を望んでいなかったが、運営側もツイッターが将来的に内容分割配信プラットフォームに変身することへの心配からだった。ツイッターのジャック・ドーシーCEOは、「Twitterユーザーの行動を観察していると、テキストのスクリーンショットをツイートに添付していることが分かる。これを画像ではなくテキストのまま貼れれば、検索も強調表示もでき利便性が増す」とユーザーに理解を求めている。(編集IM)
「人民網日本語版」2016年1月22日