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スーパームーン、今年は3カ月連続で観測可能

人民網日本語版 2016年02月15日13:54

中国天文学会会員、天津市天文学会理事の史志成氏は14日、今年の10~12月の3カ月連続で「スーパームーン」が観測されるが、これは珍しい現象になると述べた。天気さえ良ければ、中国人はこの現象を鑑賞することができる。新華社が伝えた。

地球を公転する月の軌道は楕円形で、最も近い時で地球から約35万キロまで接近し、最も遠い時で約40万キロまで離れる。その距離差は、約5万キロだ。そのため地球から見ると「大きな月」と「小さな月」に分かれ、直径には8分の1の差が生じる。

史氏によると、月と地球の距離は11月14日に35万6000キロまで接近し、平均の38万4000キロを約2万8000キロ下回る。これは通年で月が最も地球に接近する時期であり、月の直径が最大となる。

史氏は、「その前後の10月17日、12月13日の満月も、スーパームーンと呼ぶことができる。これは満月の時に、地球との距離が遠くないからだ。ただし11月14日夜の満月が、最も大きく丸い月となる」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年2月15日

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