「五色炫曜――南昌漢代海昏侯国考古成果展」が2日、首都博物館で開幕。同日開かれた記者会見において、南昌前漢海昏侯墓苑の主墓墓主が前漢の初代海昏侯・劉賀であることが確定したと発表された。中国江西網が伝えた。
証拠その一:玉印に刻まれた「劉賀」の二文字
今年1月17日、考古学チームは内棺の中で墓主の遺骨を発見、さらにその腰の位置から白色の玉印が見つかり、玉印には「劉賀」の二文字が刻まれていた。専門家は両漢時代、印章は副葬品としてよく用いられ、墓主の身分を判断する際の最も直接的証拠となると指摘する。