江西省南昌市の前漢海昏侯墓で出土した文化財400点余りの梱包作業が22日午後に終わり、北京への輸送を開始した。江西省文物考古研究所の徐長青・所長は取材に対して、これら貴重な文化財は3月2日から首都博物館で3カ月にわたり展示されることを明らかにした。展示される文化財は400点以上で、一部の文化財は埋葬者が誰であるかを知るカギとなる。新華社が報じた。
今回の展示の見どころが3つ
第1に、メディアに公開されたことのない内棺の文化財が展示されることになる。海昏侯墓の考古学発掘専門家グループのグループ長を務める、中国秦漢考古学会の信立祥・会長は、「私印は埋葬者を断定する貴重な証拠となる」としている。徐所長は、「展示される内棺の文化財には玉器もある」と明らかにしている。