甘粛省の蘭州新区総合保税区が21日、正式に開業した。「シルクロード経済ベルト」沿線の重要な位置を占める甘粛省に、対外開放の重要なプラットフォームが追加されたことになる。人民日報が伝えた。
同保税区は蘭州中川空港の東部に位置し、計画面積は約2.86平方キロメートル、フェンス内面積は2.29平方キロメートル。2014年7月15日に国務院から建設認可を得た。2015年8月18日、同保税区は国家検収チームの検収に合格し、開業の条件が整った。
現在までに、同保税区が誘致したプロジェクトは16件、計画投資額は27億4千万元、累計調達資金は5億1千万元に上る。同保税区は今後、電子情報、ハイエンド設備製造、生物医学、農産物加工に重点を置き、クロスボーダー電子商取引と輸入品の展示・販売を突破口とし、原料・資本を外国に依存し、国内で生産加工し、製品を輸出する加工貿易企業の誘致に力を入れていく。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年8月23日