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中米の核分野最大の協力事業 核安保モデルセンターが運営開始

人民網日本語版 2016年03月19日11:18

中国の国家原子力機構(CAEA)と米国のエネルギー省(DOE)が共同で建設した核安全保障モデルセンターが18日に運営をスタートした。同センターのプロジェクトは2013年10月に工事が始まり、15年12月に完工した。人民日報海外版が伝えた。

CAEAの許達哲主任は取材に答える中で、「核安全保障モデルセンターは中米両国政府が直接投資して建設した核分野で過去最大の協力プロジェクトだ」と述べた。

DOEのアーネスト・モニツ長官は、「中国はわずか2年で驚くべき世界レベルの施設を作り上げた。重大な課題に対応する場合には、米中の協力が解決策(ソリューション)の重要な部分になる」と述べた。

国家核安全保障技術センターの鄧戈センター長は、「新たに完成した技術センターには3つの『最』がある。1つ目はアジア・太平洋地域で規模が『最大』であること、2つ目は機能や設備が『最も整っている』こと、3つ目は技術手段が『最も先進的』であることだ」と述べた。

国際原子力機関(IAEA)のホアン・カルロス・レンティッホ副事務局長は、「国際協力はグローバルで持続可能な安全保障システムを発展させる上でカギとなる要素だ。中米が共同建設したモデルセンターは二国間協力のモデルとなり、世界中が利益を受けることになる」との見方を示す。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年3月19日

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