2016年3月18日  
 

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中国の大学生、「祖国に満足」が50%超 韓国・日本はわずか16%

人民網日本語版 2016年03月18日15:34

世界各国の若者は、どのような価値観を持っているのだろう?ある一つの問題に対するものの見方は、国によってどう異なるのだろうか?韓国の某研究機関がこのほど、これに関する調査を実施した。その結果、中国の大学生のうち、「祖国を信頼しており、満足している」と答えた人は56%に達した。一方、韓国と日本の若者については、この割合が16%にとどまった。日本の大学生が押しなべて、「現在より将来の方が良くなるとは思えない」という見解を示していることは、注目に値する。環球時報が伝えた。

韓国「中央日報」の報道によると、大学生をめぐる問題について研究している「大学の明日・20代研究所」は、昨年11月20日から12月5日の期間に、韓国・中国・日本・米国・インド・ドイツ・ブラジル7カ国の大学生1357人を対象としたオンラインによるアンケート調査を実施した。調査の内容は、「祖国に対する帰属意識と信頼度」「結婚に対する考え方」「今の生活に対する満足度」「卒業後の就業予想」の4大分野に及んだ。

祖国に対する帰属意識については、中国の大学生のうち、「祖国に非常に満足している」と答えた人は56%に上り、7か国中トップだった。最低だったのはブラジル、その次に低かったのは韓国だった。残る4か国は、上位から順に、インド・ドイツ・米国・日本。「祖国で最も際立っていると思われる問題は?」との質問に対し、韓国・中国・インド・ブラジル4か国の大学生は、「汚職・腐敗」を挙げた。日本の学生は「経済低迷」、米国とドイツの学生は「社会におけるさまざまな差別」を挙げた人が最多だった。

「結婚は必ずしなければならないと思うか」との問いに対し、インドの学生は75%、中国は73.6%が「そう思う」と答え、上位2位を占めた。これら2カ国の若者は今もなお、伝統的な結婚観を持ち続けている状況がうかがえる。「そう思う」と答えた人の割合が最も低かったのはブラジル、米国がそれに続いた。


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